『抗ウイルスコーティング』は、エンベローブ型ウイルスの表面にある“ウイルス蛋白(スパイク)”を不活性化させ、人体などへの吸着を防ぐことによって抑制させる事ができる噴射式のコーティングです。 家庭他オフィス内で人が触れる可能性がある箇所に施工することで、数年間に渡りウイルスへの抑制効果を発揮します。
抗ウイルスコーティング(オールチタン AT254)は、奈良県立医科大学における不活化の実証実験において、新型コロナウイルスに対して、その有効性が実証されています。
試験方法の概略
あらかじめ抗ウイルスコーティング (オールチタン AT254) を塗布し、完全に乾いた状態のガラス板と何も塗っていない未施工のガラス板それぞれに新型コロナウイルスを150 μl 接種し、4 cm 角のフィルムで被覆しました。
その後、それぞれのガラス板を一定時間静置し、それぞれの時間後にPBS 溶液によってウイルスを回収した所、以下のような結果となりました。
抗ウイルスコーティング施工済みのガラス板に1.95x 106 PFU/sample の新型コロナウイルスを接触させると、2 時間後で1.38 x 103 PFU/sample(減少率99.887%)へと感染価が減少しました。